今回は「お鍋のワーク」についてお伝えさせていただきます!
「お鍋のワーク」をカンタンにいうと
お鍋をつくって食べる!
だけでストレスが解消する方法です
ただ鍋をつくって食べるだけのストレス解消法なのですが
じっさいにやってみると、こんなメリットがあります。
- イライラや落ち込んだ気持ちがおさまる!
- おいしいもの食べられる!
- 料理が楽しくできる!
「お鍋のワーク」と名前をつけましたが、料理が苦手な方でもカンタンにできます!
実際にこんな大きなストレスがあるときに
- 上司や顧客から理不尽な要求をされた
- おばさんからの嫌味をいわれた
- 冷蔵庫に隠してあったプリンを3回も食べられた
だいぶストレスが軽減されます!
個人差はあると思いますが、大きなストレスを感じた方に「お鍋のワーク」オススメです
「お鍋のワーク」ってなに?
さいしょにお伝えしたとおり「お鍋のワーク」とは
料理をつくってストレス解消する!
というストレス解消法です。
なんで料理をつくるとストレス解消できるのか?ってところですが
これは料理に集中できるところが大きいです。
たとえば、家にかえってきてから
- 「なんであんなミスをしてしまったんだろう?」
- 「あのとき、こういいかえせば……」
みたいに「あーでもない、こーでもない」って考えた方も多いと思います。
このような思考を心理学では「反芻思考(はんすうしこう)」といいます。
実際にネガティブなことばかり考えていたら、気持ちが落ち込んでしまいます。
しかし、だからといって
みたいなアドバイスをもらっても、なかなかできないのが現実ですよね?
では、頭の中のモヤモヤを解決するにはどうしたらいいのか?
そんなときに活躍するのが、料理(お鍋のワーク)です。
料理をする時っていろいろ考えますよね?
たとえば
- あれ?くし切りってどうやるんだっけ?
- 次はにんじんを切って、それから〜
- 調味料はどこに置いてあったっけ?
みたいな感じです。
こうして料理に集中すると「反芻(はんすう)思考」がやわらぎます。
「あれどうしよう〜」→「にんじんをもっとバラバラにするには?」
みたいに頭の中で考えが自動的に切り替わるわけです。
お鍋のワークのやり方
じゃあ、実際にどんなお鍋をつくればいいの?っていうとポイントが3つあります。
- 料理に集中してネガティブな感情をやりすごす
- たとえ話(食材を嫌な人にする)でストレスをおちつかせる
- あたたかい飲み物でホッと一息
なので、この3つのポイントがおさえられていればなんでも良いです!
たとえば
- カレー
- 肉じゃが
- ポトフ
みたいに、お鍋じゃなくても良いです。
あなたの好みのあたたかい料理をおつくりくださいませ。
といっても「なんでもいいですよー!」っていわれると「なんでもいいのはこまる!」って思われる方もいると思います。
なので、わたしが実際につくっているお鍋をご紹介しますね。
お鍋をつくるといっても、むずかしいことをするわけじゃなくて
- 野菜を切る
- お肉に塩をふる
- 調味料をいれて煮込む
こんな感じで、すっごいシンプルなお鍋をつくります。
なので
って方でも安心してつくっていただけると思います。
レシピはこちらのブログを参考にさせていただきました
→(今回はスロークッカーという調理器具をつかって料理します。)
実際にどんなストレスを解消したのか?
どんなときにお鍋のワークをやったのか?カンタンにご説明しておきます。
これは「お鍋のワーク」の説明とは関係ないです。
なので、スルーしていただいてもぜんぜん大丈夫です!
【なりの最悪な1日】
朝 | いや〜な夢をみて4時すぎに目が覚める |
---|---|
出勤 | 朝から上司に理不尽なことをいわれてモヤモヤ |
おひる | お局さんから細かいことを指摘されてヘコむ |
夕方 | おばさんたちから愚痴を聞かされてグッタリ |
退社 | 足早に買い物をすませ、キッチンでおなべを取りだす |
いや〜なことが立て続いておきた1日でございました。
あえて、この日に書いた文章↓をそのまま残しております。
多少あらぶっておりますが、なりの「お鍋のワーク」ご覧ください。
野菜を切る
さっそくお鍋をつくっていきます。
まずは野菜をきります。食材を切るときのポイントは
嫌な人を想像しながら切っていく
これが、ストレスが解消されるのでオススメです!
といっても、文章だとわかりづらいので実演していきますね
にんじん夫人

まずはじめに、にんじん夫人を切っていきたいと思います。
にんじん夫人の特徴は、こんな感じ
「若いんだからよろしく〜!!!」
「これお願いねー」
「やっておくのがふつうじゃない?」
面倒なことを押し付けておいて、自分は仕事せず話しているだけ
いわゆるお局さんみたいなタイプです。
思い出すだけでも胸のあたりがゾワゾワしてくるので、さっそく成敗していきます
では、包丁で切っていきましょう!
(ザクっ!!!)

(この写真をみてちょっと気持ちがスカッっとした方、おたがいお疲れさまです)
こんな感じでにんじん夫人きりをしていると
「もっとバラバラにしてやりたい」って思うときがあります

ただ、あくまでスープの具材ですので、細かくしすぎないように手加減してあげていただければ幸いです。
まだまだ成敗すべきやつらがおりますので、体力は温存しておきましょう。
ではつづいては、すっごいいやなやつの代表
たまねぎ先輩をぶったぎっていきましょう。
たまねぎ先輩

後輩には強くあたるんだけど、上司にはヘイコラするタイプ。
いわゆる調子のいいやつですな。
ひねくれた性格で、細かい指摘ばっかりする人みたい感じ
イメージは、ちびまるこちゃんのながさわくんです
(※さくらももこ先生の小説はめちゃくちゃ好きですよー)
おべっかで包まれた皮をはいで、本体をぶったきっていきましょう
(えいやっ!!)

さらにやっつけていきましょう!
えいやっ!!

ツルツルにしてぶったぎってやりました。
ただ、切ったあと目から涙がとまらなくなるんですよね。
切るときはじゃっかん凍らせておくと、目が痛くなりづらいのでオススメです。
ほんとひねくれものなんですよね。お気をつけください!
お肉に塩をふる
つづいては、お肉にしたごしらえをしていきます。
お肉は中年のおじさんをイメージするとよい感じです
【ぶた課長】

顔じゅうがあぶらぎって、腹がでてるおじさんです。
責任をおしつけてくるけど、自分はたいした仕事してないタイプ
たとえるなら、なめくじみたいなやつです。
こういうやつは、塩をぬりこんで退治していきましょう
ということでさっそく塩をかけます。
えいやぁ!!!!

(あらぶっていたので、塩ぬりこむ写真とりわすれました!すみません!)
塩をかけたら、つづいてボディのいたるところに塩をぬりこみます。
これでもか!!!ってくらいジャリジャリ塩を塗りこんでください。
脳内で「ごめんなさい!」ってあやまってくるかもしれませんが、無視していいです。仕事じゃないんで、指示とかきかなくていいです。とにかく塩をぬりこみましょう
ただ、野菜とどうように、いつまでもやりたくなりますが
あんまりやるとしょっぱくなるので、手加減してあげてくださいね。
(塩=重量の0.9% / 例:300g=2.7g)
鍋で煮込む
ここまで野菜をきって肉にしたごしらえをしてきました。
ここまでで、だいぶストレスが解消されたのではないかと思います。
では、最後に仕上げです。
まずはお鍋に材料をいれます

にんじん夫人とたまねぎ先輩はうるさいやつなので、一番下にいれましょう
つづいて、豚肉をのせて
最後に、お好きな野菜(白菜とか)とトマトペーストをかけます

あとはじっくり低温でじっくり煮込めばできあがりです。
(スロークッカーって調理器具をつかいました)
6~8時間後……
できあがりはこちら!

野菜たちはシナシナになり、肉はホロホロになります。
肉のうまみと野菜のあまみがあるので、塩だけで十分おいしいですよ!
あたたかいスープをいただいてホッと一息です。
(あんまり煮込むと野菜の原型がなくなるので、ご注意を!)
お鍋のワークのまとめ
ということで、ストレス解消のための「お鍋のワーク」でした。
お鍋のワークのポイントは3つ
- 料理に集中してネガティブな感情をやりすごす
- たとえ話(食材を嫌な人にする)でストレスをおちつかせる
- あたたかい飲み物でホッと一息
今回はお鍋をつくりましたが「肉じゃが」にしてもおいしくできます

「お鍋のワーク」の元ネタは臨床心理学者である田嶌 誠一先生の「壺イメージ療法」です
【壺イメージ療法】(ざっくり説明)
- 大きな壺をイメージ
- 壺のなかに嫌な感情を投げ込む
- 壺がいっぱいになったら、感情を捨てる
頭の中で想像するだけのシンプルな方法ですが、気分がスッキリします。
この「壺イメージ療法」をやっていたときに、思いついたのが「お鍋のワーク」です。
しょうじき料理ってめんどくさいのですが、やり始めちゃうと意外とできたりします。
ただ個人差もありますので、どうしても「めんどう!」と思う方は「壺イメージ療法」からお試しいただけるとよいかもです。
ネガティブな経験が、あなたの成長の糧になることを切に願っております。
おまけ:オススメの料理とか
読者さんから「他にオススメの料理ありますかー?」とご意見をいただきました。
ご自身が好きなものであれば
- コーンポタージュ
- 味噌汁
- カレー
などなど、なんでも大丈夫です!
さいきん個人的なオススメは「煎茶のおかゆ」です!

ざっくりレシピ
材料
- 米1合(160g)
- 水(1200cc)
- 緑茶(30g)
- 緑茶いれる袋(100均に売ってます)
- 塩(適量)
作り方
- お米をとぐ
- お米を水につける
- 30分待つ
- 緑茶をかるーく炒って、袋に入れる
- すべてをお鍋にいれて30分煮る(95度目安)
- 塩をお好みで入れる
完成!
季節の変わり目は体調を崩しやすいので、なにかの折に役立てば幸いです。