メンタル

断れない性格を変える!自分の意見を伝えるための【3つの説得テクニック】

断る

こんにちは、ナリトクエスト のなりです!

突然ですが、このような経験はありませんか?

  • 友人や家族からの誘いを断れない
  • 店員さんがオススメする商品を断れない

いろんな人からのお願いを断りきれない経験をして、あとで後悔する人も多いかと思います。

なり
なり
あっ、じゃあそれで。(なんでOKしちゃったんだろ・・・。)

もちろん相手を思いやる気持ちは大切です。しかし、ときには自分の気持ちを大事にしたいこともありますよね。

そこで今回は「断れない人が断れる人になる方法」についてお伝えしていきます。

  • 相手に悪いと思ってしまい断れない。
  • どうやって断ればいいのかわからない
  • もうとにかくわかんない

そんな断れない人が役に立つ方法をお伝えするので、興味がある方はこの機会にお読みいただけると幸いです。

また、人を説得する方法についても触れておりますので、人に「お願いをうけいれて欲しい!」という方もよければご参考ください!

断れない人の特徴とその解決策とは?

今までの失敗をとおして「自分は断れない性格だから」とあきらめてしまった方もいるかと思います。

人のお願いを断れない方の特徴は以下のとおりです。

【断れない人の特徴】

  • 自分は気が弱いから・・・
  • 問題を解決してあげなくちゃ!
  • 断って嫌われてるのが怖い。

しかし、断れない人の特徴をみて「自分はだめなんだ」と落ち込むことはありません。

なぜなら断るときには誰でも、多少の罪悪感を抱くものだからです。断ることが難しいのは人として仕方のないことなのです。

そうはいっても断ることが重要なのは、あなたもすでにお気づきだと思います。断れない性格は、自分はもちろん相手にも悪い影響をあたえます。

【断れないことのデメリット】

  • 自分の時間がなくなってしまう
  • 相手に利用されてしまう
  • 相手が成長できなくなる

そこでまずは正しい知識として説得のテクニックについてお伝えします。

というのも、今まで断ることができなかったのは相手から説得されていることに気づかなかったことが1つの原因です。

そこで説得の中でもよくつかわれるテクニックについて知り、断る方法を考えていきます。

よくつかわれる説得のテクニックは以下の3つです。

【3つの説得テクニック】

  1. 小さなことからお願いする
  2. 大きなことからお願いする
  3. とにかくお願いを聞いてもらう

できれば自分が過去に体験したできごとを思いだしながら読んでみてください。自分の体験と重ねることで、これからお伝えする内容が理解しやすくなるからです。

では最初に「小さなことからお願いするテクニックからお伝えしていきます。

断れない人は3つの「説得テクニック」について学ぼう!

【今回の登場キャラクター】

当ブログ「ナリトクエスト」では、わかりやすくお伝えするため「キャラクター」たちがいろんな役割を演じます。

今回の「登場キャラクター」は以下のとおりです。

なり
なり
「断れない性格」を担当する「なり」です。
ペンギン先輩
ペンギン先輩
「アイス屋さん」を担当する「ペンギン先輩」だぜ!
ハム子
ハム子
「ケーキ屋さん」を担当する「ハム子」でーす♪

①小さなことからお願いする

【ケーキ屋さん】

ハム子
ハム子
なりー!「カヌレ」買って〜♪
なり
なり
う、うん、いいよ〜
ハム子
ハム子
ありがとー!あとね!こっちの「デラックスショートケーキ」もおすすめなのー!
なり
なり
(断りにくいなぁ・・・どうしよう・・・。)

最初は「小さなことからお願いする」説得です。

これは一度お願いを受けいれてしまうと次のお願いが断りづらくなるという人の心理を利用したテクニックです。

あなたも一度は経験があるのではないでしょうか?

先ほどの例だと「カヌレ」を買ってもらうのが小さなお願いで、「デラックスショートケーキ」が本当にお願いしたかったことになります。

結果として本当は買わないつもりだった「デラックスショートケーキ」を購入してしまうのが、この「小さなことからお願いする」テクニックのすごいところです。

「小さなことからお願いする」テクニックを断る方法

そこで対策としては、たとえ小さな頼みであってもかんたんに受けいれないよう気をつけることです。

買い物の場合だと100円程度なら「それくらいなら・・・」と考えてしまうことも多いと思います。ですがそのあとにはもっと大きい金額の商品が待っているので、たとえ小さなお願いでも断るようにしましょう。

しかし、なかにはどうしても小さなお願いを断れない人もいると思います。

そんな時は、大きなお願いをされた後に

「それとこれとは別」

と頭の中で唱えてみてください。

こうすることで物事を分けて考えることができます。

一度お願いをきいたからといって次のお願いもきいてあげる必要はありません

自分の気持ちを冷静になって振り返り、ときには素直に断りましょう。

ハム子
ハム子
あとさ!あとさ!この「ホールケーキ」もどう??
なり
なり
(それとこれとは別、それとこれとは別・・・)
ハム子
ハム子
あれ?おーい、なりー!!戻ってきてー!
なり
なり
・・・はっ!えーと、この「ホールケーキ」はまた今度にしておくよ。

「それとこれとは別!」と頭の中でとなえ続ける!

②大きなことからお願いする

【アイス屋さん】

ペンギン先輩
ペンギン先輩
なぁ、なり。この「アイス製造マシーン」買ってくれない?
なり
なり
いや、さすがにちょっと無理です。
ペンギン先輩
ペンギン先輩
そうだよな〜じゃあこの「かき氷機」はどうよ?
なり
なり
(断りにくいなぁ・・・どうしよう・・・。)

続いては「大きなことからお願い」する説得です

相手のお願いを断ったあと、心地の悪い経験をした方は多いかと思います。そんな罪悪感を利用して、本当のお願いを達成するのがこのテクニックの特徴です。

アイス屋さんの例だと「アイス製造マシーン」はおとりで、本当は「かき氷機」を買ってもらいたかったわけですね。

相手をかわいそうだと思う、思いやりの気持ちが強い人は特に要注意なテクニックです。

「大きなことからお願いする」テクニックを断る方法

そこで対策としては、断ったあとは誰でも罪悪感を感じるものだと思い出すことです。

そして罪悪感を感じたら「それは本当に罪悪感を感じるようなことなのか?」を冷静に考えてみてください。

こうすると今まで気づかなかった理不尽な一面が見えるため、断ることができます。

アイス屋さんの例だと、そもそもアイスの機械を買う気がないのに買わせようとしていますね。この事実に気づければ断ることができるでしょう。

しかし、なかにはどうしてもお願いを断れないケースもあります。そんな時は自分も大きなお願いをしてみることで状況を抜け出してみてください。

なり
なり
こっちのガ○ガリ君だったらいいよ〜
ペンギン先輩
ペンギン先輩
それは安すぎるだろ〜
なり
なり
じゃあこのかき氷アイスをもらおうかな♪
ペンギン先輩
ペンギン先輩
まいどあり〜、ほら「しろ○ま」だぞ

こっちも大きなことをお願いしてみる!

③とにかくお願いを聞いてもらう

【動物たちの森】

ペンギン先輩
ペンギン先輩
なぁ、アイスの試食してくれないか?(発注まちがえちゃって100個くらいあるんだよなぁ・・・)
ハム子
ハム子
なりー!新作ケーキの味見してー!(作りすぎて100個くらいあるんだよねぇ・・・)
なり
なり
はーい、いまからそっちいくね〜

最後は「とにかくお願いを聞いてもらう」説得です。

これは、人の勘違いを利用した言い訳のテクニックです。

お願いを受け入れたあとは「一回引き受けちゃったから」と考えて、いやなお願いでもひくにひけなくなります。

アイス屋さんとケーキ屋さんの場合だと、それぞれ伝えていない事情があります。ネガティブな事情を「言ってなかったんだけどさ・・・」とあとから伝えることで、相手が断りづらい状況になるわけです。

この「とにかくお願いを聞いてもらう」テクニックは3つの中で一番強力なので、とくに注意が必要です。

「とにかくお願いを聞いてもらう」テクニックを断る方法

そこで対策としては、冷静になって断る理由を探すことです。

一度お願いをうけいれたあとは、自分の選択が正しかった理由を考えるものです。そこで「自分の気持ちをごまかしていないか?」と自分に質問してください。断らない理由を考えていた自分に気付いて断りやすくなります。

しかし、なかにはどうしても冷静になれない時もあるでしょう。冷静になれない状況の時は、なにかしらの理由をつけてその場を離れましょう。いったん距離をおくことで気持ちが落ち着き、新しい解決策を考えることができます。

なり
なり
ちょっとコーヒー買ってくるねー

===トイレの個室===

なり
なり
(う〜ん、アイスもケーキもお腹壊しちゃうよね。よし、ちゃんと断ろう・・・)

理由をつけて、その場から逃げる!

断れない人が断れるようになる方法まとめ

断れない性格の人が「自分の意見を伝えられるようになる方法」についてお伝えしてきました。

もしかしたら、断れない性格の方にとっては「難しい」と感じる場合もあったかと思います。

実際に私も断れない性格で知識はあってもうまくいかない時期がありました。

  • 言いたいことがこんがらがって、うまく伝えられない
  • 頭が真っ白になってなにを話していいのか分からなくなってしまう

しかし、ある方法を使って少しずつ改善し、今では3回に1回のペースで断ることができるようになっています。

そこで個人的におすすめなのは自分の言いたいことをあらかじめ考えておくことです。

なり
なり
セールスの人に捕まったら、トイレといって逃げ出そう。

先ほどお伝えした3つの方法をおさらいしつつ、自分の言いたいことを想像してみてください。

きっと以前よりも自分の意見を伝えられるようになると思います!

【説得テクニック】【対策方法】
小さなことからお願いするそれとこれとは別!と考える
大きなことからお願いする自分も大きなお願いをする
とにかくお願いを聞いてもらうその場から一時的に逃げる

続けていくうちに、相手にわざと負けたり柔軟な対応ができるようになっていることでしょう。

成長したあなたが良い人間関係を過ごせるよう願っております。

それでは、また!
ナリトクエスト なり

【おまけ①】メンタルを安定させることも大事!

実際に断るときには常に落ち着いたメンタルでいることも重要です。

実際に行動していると理不尽なことを言われてイライラしたり、落ち込んでしまうこともあるでしょう。

そんなときはメンタルを安定させることが大切です。もし「メンタルを安定させるなんて難しい」という方は以下の記事もご参考ください。

ストレスを感じやすい人は「セルフモニタリング」で自分の思考を整理しよう

安定したメンタルを手に入れるための方法が書いてあります。

また断ることができるようになると、人間関係も変わってきます。

ときには親しくしていた人との別れを経験することもあるでしょう。

人との別れは辛いものです。もし「自分でどうしたらいいのかわからない」という方はこちらの記事も参考にしてみてもらえたらと思います。

大切な人との別れで「傷ついた心」を手当てする方法

→傷ついた心を回復させる方法が書いてあります。

【おまけ②】説得の技術を使ってみた

なりが説得の技術を使ってみたそうです。

どんなテクニックが使われているか、当ててみてください!

【ハム子の食器洗い】

なり
なり
食べおわったら食器を水につけておいてね〜!
ハム子
ハム子
は〜い1

===1ヶ月後===

なり
なり
食べおわったら、食器を洗っておいてね〜!
ハム子
ハム子
は〜い!(あれ?わたし食器洗える人になってる!)

【ペンギンのお片付け】

なり
なり
部屋を大掃除しましょうよ!
ペンギン先輩
ペンギン先輩
めんどうなんだよなぁ〜
なり
なり
じゃあ洋服だけやりましょうよ!
ペンギン先輩
ペンギン先輩
まぁそうだな、じゃあ洋服だけやるか〜

===3時間後===

ペンギン先輩
ペンギン先輩
おーい、おわったぞ!(あれ?なんか部屋めっちゃきれいだな〜)

【DVDをみよう】

なり
なり
ねぇねぇふたりとも、『アイスと雪の大福たち2』みたくない?
ペンギン先輩
ペンギン先輩
おっ、いいね〜
ハム子
ハム子
わたしお菓子食べながらみたーい!!
なり
なり
では、ペンギン先輩はDVDのレンタルをお願いします!ハム子は夕ご飯の買い出しね!
ペンギン先輩
ペンギン先輩
仕方ない、車でレッツゴーするか〜
ハム子
ハム子
あっ、わたしも乗せてって〜!

===車内===

ハム子
ハム子
それでね!なんか、なりが新しい技を身につけたんだって〜♪
ペンギン先輩
ペンギン先輩
なに?魔法でもつかえるようになったのか?
ハム子
ハム子
うん!なんかそんな感じのやつっていってた!
ペンギン先輩
ペンギン先輩
まさか!映画じゃあるまいし!さて、そろそろつくぞ〜
ハム子
ハム子
はーい!

===お部屋===

なり
なり
フフン♪フンフン〜♪(ふたりがいないと掃除がラクだ〜)