秋といえば何を思い浮かべますか?
読書の秋、紅葉の秋……人によって好みは様々ですが、やはりまっさきに思い浮かぶのは「食欲の秋」ではないでしょうか?
そこで今回は、秋の味覚の1つ「いちじく」を使ったスープの作り方をご紹介します!
「低温調理器」があれば、包丁もまな板も使わずにできる。そんな簡単かつ健康にも良いスープです。
スープっていまいちテンション上がらないなーって方もいると思いますが、ぜひ一度試してみて欲しいです!スープって思っているよりおいしいですよ!
【登場キャラクター】
いちじくって実際のところどうなの?

そもそもなのですが、なんでいちじくなの?って思いますよね。わかります、秋といえば、柿や梨、そして焼き芋。秋の味覚たちがたくさんあります。
そんなところに「ほら、いちじくだよ〜!」って言われても、あまり魅力的に思えない方もいると思います。「えっ、ちょっと、こいつ焼き芋食べすぎて変になったのか?」って思う方もいるかもしれません。
でも実は、いちじくは不老不死の果実と呼ばれるほど栄養価の高い果物なのです!!
- カルシウム
- マグネシウム
- 食物繊維
- 鉄
カルシウムが骨を丈夫にして、鉄が貧血予防を助けてくれます。さらに水溶性食物繊維の「ペクチン」も含まれているので、お腹の調子を整えてくれという栄養満点のフルーツなのです。
つまりとっても健康に良いよーということです。
もちろん健康だけじゃなくて、味も美味しいですよ。
桃を甘くしたようなまろやかさ、ピンク色のきれいなスープが見た目から味まで楽しませてくれる。そんな隠された魅力を秘めたフルーツがいちじくです。
つまり美味しいよーということです。
ということで、いちじくの魅力をお伝えしましたが、とりあえず
健康によくて美味しい!ってところだけわかっていただけると嬉しいです、
次からは、いちじくを使って実際にスープを作っていきたいと思います。
「いちじくのスープ」のレシピをご紹介

「低温調理器」があれば、包丁もまな板も使わず簡単にできる「いちじくのスープ」を実際に作っていきます。
【材料】
いちじく | 3個 |
---|---|
はちみつ | 大さじ1杯 |
レモン果汁 | 小さじ1杯 |
その他(お好みで) | ミント、スパイス(シナモン、カルダモン) |
【作り方】
- いちじくをやさしく洗う
- いちじくの上についているヘタを切る
- 具材を入れて90度で30分、加熱する
- お皿に持って完成!
※今回は低温調理器を使います。気になるけど、まだ持ってないぜ!ってと言う方はこちらの記事をご参考ください
「いちじくのスープ」の具体的な作り方

では、さっそく作っていきましょう!
まずは食材を洗うところからやっていきます。
いちじくをやさしく洗う

まずはいちじくを、さっと水洗いします。
この時に力を入れすぎると、実がふにゃってへこんじゃうので注意です。もしへこんじゃったら、つまみ食いしてください。なかったことにできます。
つまり失敗しても大丈夫、楽しく調理していきましょう!ということです。
ちなみに、いちじくを購入するときのポイントも押さえておくと良いでしょう。具体的には、以下のようなことをチェックしていくと良さそうです。
- ツヤツヤしている
- 実がパンパンに張っている
- 先端がちょっと開いている
- お尻に丸みがある
これさえ頭に入れて買い物に出かければ、美味しいいちじくを購入できるはずです。
ということで私も何度かお店に行ってみました。えぇ、正直どれも同じにみえました。
いや、お尻ぜんぶ丸いじゃん!って店内でツッコミそうになりつつ、大人しく購入しました。
比較的ツヤツヤで大きいものを選ぶと良いかと思います。
いちじくの上についているヘタを切る
続いて、いちじくの頭の部分。ヘタを切ります。
包丁で切っても良いのですが、今回はキッチンバサミをつかいました。

キッチンバサミは洗い物が楽ですし、私のように包丁の背で指を切ることもないのでおすすめです。
もちろん、洗い物が苦じゃないし、包丁の背で指を切る不器用じゃないという方は包丁を使っていただいて大丈夫です。
ちなみに生で食べるときは、ヘタをつかってバナナみたいに皮がむけます。生も十分おいしいです。やっぱりめんどくさそうだから作りたくないという正直者のあなたは、ぜひ試してみてください。

具材を入れて90度で30分、加熱する
いちじくと調味料を袋に入れていきます。今回はジップロックを使いました。

- いちじく……3個
- はちみつ……大さじ1(21g)
- レモン汁……小さじ1(5g)
- スパイス(シナモンとか)……お好み
上の材料を袋に入れたら完成です。嘘です、そんな魔法はありません。しっかり温めましょう。
ここで低温調理器の出番です、90度で30分温めます。
この時、袋の中に空気が入っているとジップロックが浮いてきます。(できるだけ袋の空気を抜いておくのが大事)そんな時は、お皿を重石にして、低温の海に沈めてしまいましょう。
でもやっぱり浮いてくるものです。ほら、なんてったって不老不死の果実ですから。
そんな時は一回出して空気を抜きます。温めている間にでた汁が重石になるので、先ほどよりもあっさり沈んでくれるはず。さらにお皿を重石にすれば、もうヤツは浮いてきませんぜ。
お皿に持って完成!

できたスープをお皿に盛り付けます。
お皿は白か透明なものが綺麗かと思います。スープが熱いので、袋から出すときはお気をつけください。
ちなみに美味しくてスープだけ飲んじゃったっていう方もいるかと思います。その気持ちよくわかります。えぇ、私もやりました。
そんなときは、そのまま食べても美味しいですが、ゼリーに入れて食べても美味しいです。余裕があれば、ぜひお試しください。

動画でも解説しているよ
この「いちじくのスープ」は動画でもご紹介しています。
文章だとわかりにくかった方は、ぜひご覧ください!
(トイ◯トーリー風のオマケ動画だけでもみて欲しい。)
いちじくのスープ
美味しくて健康にもいい「いちじくのスープ」のレシピを紹介させていただきました。
今回は、スパイスを使わずに作りましたが、色々アレンジしても面白いです!
【スパイス風】

シナモンなどのスパイスの風味があって、より複雑で深い味わいになります。
フルーツが苦手な方は、いちじくを誰かに託して、スープだけ飲んでみるのもありかもです。(紅茶みたいなイメージ)
【ミント】

冷たくすると、風味も下がっていちじくが苦手な人でも食べられるかもです。(ちょっと粘度が出るよ!)
ちなみにレシピは、『オリオリスープ』というマンガを参考にしました。スープがメインのグルメ漫画で、読んで食べて温まる物語が楽しめる作品です!
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これからますます寒くなっていく季節、温かいスープで体も心も暖めてくださいね。
それでは、また!