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大切な人との別れで「傷ついた心」を手当てする方法

出会いがあれば別れもあるのが人生です。

人それぞれ理由は違いますが、いずれにしても別れは辛いものです。

なかには辛い気持ちに耐えることができず

  • あせって行動して後悔する
  • 自分の殻に閉じこもって落ち込む

そんな苦い経験をされた方もいるかと思います。

実際に私も

なり
なり
なにも食べたくない・・・。

なにも手につかない時もありました。

そこで今回は、辛い別れを経験した時に「自分の心を手当てする方法」についてお伝えします。

  • 最近、大切な人との別れを経験した
  • まさにいま落ち込んでいる

そんな方のお役に立てれば幸いです。

【今回の参考文献】

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自分にやさしくしてあげよう

まずはじめに大事なのは、自分にやさしくすることです!

真面目な人や思いやりが強い人ほど

なり
なり
なんでもっと大切にできなかったんだろう・・・

頭の中で「一人反省会」を開きがちです。

もちろん、「自分の行動を振り返りダメなところは直していく」という行動は素晴らしいことです。

ただし、それは自分の心の傷があるていど回復してからでないと悪影響になります。

『NYの人気セラピストが教える 自分で心を手当てする方法』という本を書いたセラピストの「ガイ・ウィンチ」氏はこのように言っています。

そうやって何度も傷口をこじあげていたら、治るものも治りません。

だから、拒絶体験をしたときは、自分に甘いくらいでいいのです。

傷口を保護し、治してやるのが先決です。

参照:『NYの人気セラピストが教える 自分で心を手当てする方法』より

つまり、無理して行動せず、まず傷を治してあげるのが大事!ということになります。

これからセラピストのガイウィンチ氏が紹介する方法をお伝えしていきますが、とにかく大事なのは自分にやさしくすることです。

もしいろいろやってみたけど、うまくいかない場合は

なり
なり
あれ?いま自分にやさしくなってるかな?

と確認してみてください。

おそらく自分を責めていることに気がつくはずです。

では、自分を受け入れてもらえなかった時(失恋、いじめ、拒絶)に効く方法

  • 自分を責めることをやめる
  • 自分を回復させてあげる
  • 繋がりの感覚をとりもどす

以上の3つについて、詳しくやり方をお伝えします。

自分を責めることをやめる

まずはじめは自分を責めすぎないように考え方を変えていきます。

自分を責めないようになるため2つのステップ

  1. 自分への批判やネガティブな考えを書く
  2. 書いたものにつっこみを入れる

詳しくお伝えしていきます。

①自分への批判やネガティブな考えを書く

まずは、自分がつい考えてしまう批判やネガティブなことを、紙に書きだします。

例えば

  • もっと気持ちを正直に伝えていれば、あのまま一緒に入れたかも
  • なんでもっと相手の意見を素直に聞けなかったんだろう
  • いびきがうるさいからって、布団から追い出さなければよかった

どんな些細なことでもいいので、自分が思ったままに書いてみてください。

個人的に過去の行動のあらさがしをしている時は書きやすいと思います。

②書いたものにつっこみを入れる

続いて①で書いた批判やネガティブな意見につっこみ(反論)をいれます。

例えば

  • たまたま時期とタイミングが悪かった
  • 相手は行動的なタイプだけど、自分は慎重なタイプだった。
  • 相手はどこでも寝れるけど、自分は眠れない方だった。

ここで大事なことは、別れの原因が自分のせいだけではない。という事実に気がつくことです。

とくに別れを切り出された方は、自分の失敗を責めがちですが悪いことは何もありません。

理由はいろいろ出てくると思いますが、とにかく自分を責めないことが大事です。

なり
なり
いや、そうは言っても・・・

つい否定的になったり、ネガティブな意見がでてくるのは普通のことです。

自分を責める考えが思い浮かんだら、多少めんどうですがそのつど紙に書きだしてつっこみを入れてしていきましょう。

自分を責めないようにツッコミを入れる!

自分を回復させてあげる

続いて、失った自信を取り戻していきます。

自信を取り戻すための方法は以下の通り

  1. 自分の性格や特徴でいいと思うところを5つ書きだす
  2. 5つの長所を自分にとって大事な順に並びかえる
  3. 1〜3番目の長所を短い文章にしてみる

では、実際にやってみましょう。

自分の性格や特徴で良いと思うところを5つ書く

自分の特徴の中で良いと思うものを書きだします。

特徴を選ぶときは、その時のシチュエーション(失恋なら恋愛に関することなど)に合わせて良いと思うものを書いてみましょう。

例えば

  • 料理ができる
  • 気がきく
  • しっかりしてる
  • 頑張り屋
  • 新しいもの好き

など、自分の特徴に合わせて書いてみてください。

5つの良いところを大事な順に並びかえる

続いて、先ほどあげた良いところ5つを大事な順に並び替えます

例えば

  1. 気がきく
  2. しっかりしてる
  3. 料理ができる
  4. 頑張り屋
  5. 新しいもの好き

という感じで自分が思ったとおりに並びかえます。

迷ってしまう時は「とりあえず」で決めてしまいましょう。

良いところベスト3を短い文章にしてみる

並び替えた後は①〜③の良いところについて、詳しい内容を書いていきます。

書いていく時には

  • なんで大事だと思うか?
  • どんないいことがあったか?
  • 自分にどんな影響を与えているか?

を含めるのがポイントです。

例えば

気がきく

他の人よりも小さな変化に気づきやすいから大事だと思った。

相手が困りそうなことを先回りして準備したり、あらかじめ好きそうな話題を調べておくことで、相手と楽しい時間を過ごすことができた。

対人関係が苦手な自分を社交的にしてくれた。

しっかりしてる

他の人より細かいことをチェックする方だから、大事だと思った。

あらかじめお店を調べておいたり、困った時にすぐ解決できるように準備して、一緒にいる人の問題を解決できたから。

人から信頼して頼られるようになった。

料理ができる

一般の男性よりも、料理が作れる方だから大事だと思った。

大切な人から「美味しい!」と喜んでもらえた。

自分の料理で大切な人を笑顔にすることができた。

※どうしても書けない時は?

このように自分のいいところを書き出すことで自信が少しずつ戻ってきます。

ただなかには、まったく思いつかなくて書けない人もいると思います。

実際に私も

なり
なり
いや、でもあの人に比べたら・・・

と書けなく困ってしまいました。

そこで書く時のコツは、他の人よりちょっとだけできることを探すことです。

実は私も

  • 気が利かないって怒られたり
  • 大事なとこ抜けてたり
  • 唐辛子触った手でトイレ行っちゃうし

まったくすごい人ではありません。

ただ、周りの人たちと比べると少しだけ、些細なことに気がついて、計画が立てられて、料理ができるだけです。

なので、つい書けなくなってしまう人は、周りをみて自分の方ができそうなことを探してみましょう!

自分の良いところを確認して、自信をつける!

親しい人を思い出す

ねこ

最後は繋がりの感覚をとりもどす作業です。

あまり人と会いたくはないでしょうが、人との別れを経験したあとはなるべく一人にならないことが大事です。

  • 話を聞いてくれる家族
  • 映画や運動を一緒にできる友人
  • 同じように別れを経験した人

そんな人たちを探して交流してみましょう。

ただ中には

なり
なり
相手がなかなか見つからないんだけど・・・

という方もいるかと思います。お気持ちとてもわかります。

そんな時は、親しい人の写真をみるだけでも効果があります。

  • 家族と楽しく過ごした写真
  • 親しい人から送られてきたメール
  • 大切な人にもらったプレゼントに触れる

なかなか人と会うのが難しい人は、とりあえずスマホの中身を確認してみてください!

親しい人に会うか、良い記憶を思い出す!

大切な人とのお別れは、自分を成長させてくれる

別れは、必ずしも悪いことだけではありません。とくに大切な人との別れは、自分を成長させてくれます。

成長した未来には、素敵な人と巡り合うかも知れませんし、一離れた仲がまた戻ることもあるでしょう。

ただその結果を得るためには、まず行動するしかありません。

ただ、こんなことを考えてしまう時は

なり
なり
自分なんてどうせ・・・

行動する前に自分にやさしくしてあげることが大事です。

先ほどお伝えした

  • 自分を責めることをやめる
  • 自分を回復させてあげる
  • 親しい人を思い出す

を試してみていただけると幸いです

より詳しい内容が知りたい方は、こちらの本をどうぞ。

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心が傷つきやすい方には役立つ本かと思います。

みなさまの傷が癒えることを切に願っております。

それでは、また。
ナリトクエスト なり

【おまけ】どうしてもうまくいかない人へ

別れは辛いもので、人によっては行動する気力すら起きないかもしれません。

実際に私も布団の中にくるまって

なり
なり
あれ?もうこんな時間・・・(チュンチュン)

行動できず、落ち込んでばかりの時期もありました。

こうなってしまうと、なにをやってもうまくいかなくなります。

そんな時の対策は自分にちょっとしたプレゼントしてあげること。

個人的におすすめなのは、小さなスイーツを自分に買ってあげることです。

ここで大事なのは、美味しいものを食べることではありません。

落ち込んでしまった自分に

ハム子
ハム子
なりの好きな・・・モグモグ・・・この・・・パクパク・・・スイーツ買ってき・・ムシャムシャ・・・あれ?なくなっちゃった。
なり
なり
・・・フフッ、ありがとね

相手から気遣ってもらっていることを想像して、自分にやさしくしてあげることです。

自分を嫌いにならず、時にはあまやかしてくださいね。

それではまた!