2022年に読んでよかった本+α

今年の読書テーマは「ふだん読まないジャンルの本」です。

実用書や専門書から小説、マンガまでアレコレ読みました。

まだ理解できてない本も多々ありますが、読んでよかった本をまとめてみます。

実用書・専門書

実用書だったり専門書です。

進化のからくり

進化のからくりは、生物の進化を学べるエッセイ本です。

カタツムリの恋愛模様から、研究員が血だらけになる苦労話など、おもしろいエピソードでわかりやすく進化が学べました。

続編の「歌うカタツムリ」はちょっと難易度が上がるものの、エピソードをまじえて説明してくれるのでとっつきやすかったです。

環境によって最弱な生物が最強になるところなど「生物の多様性ってすごいなぁー」と勉強になりました。

はみだしの人類学

はみだしの人類学は、人類学の基本的な本です。

しょうじきまだよくわかってないんですけど、他の文化と比較することで、自分の文化がより深く理解できるようになる!みたいな学問だと理解してます。

巻末に人類学のオススメ書籍リストがブワッーと紹介されていて、これからの本えらびに役立ちそうでした。

 

実際にリストの中にあった「文化人類学の思考法」読んだところ、めちゃくちゃ面白かったです。

  • 娘がお父さんのパンツと一緒に洗濯をされるのが嫌な理由
  • 他の文化が妖術や妖精を信用する理由

などなど、興味深い事例が紹介されていて「そういう理由だったのかー!」と勉強になりました。

思考力改善ドリル

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思考力改善ドリルは、思考力を鍛えるための問題集です。

問題をよく読まないと解けない問題なので、ウンウンうなりながら1問ずつ解きました。

シルクと牛とミルクの問題がめちゃくちゃ面白かったのでオススメです。

 

他にも、思考力の本で「知的複眼思考法」や「思考の型を身につけよう」も読みました。

どちらもまだ理解できてないんですけど、問題を分解したり、批判的に考えて、思考に幅を持たせるのが大事そうです。

あと問題を解く時に大事なスキル「ネガティヴケイパビリティ」も勉強になりました。

つい手頃な解決策に飛びつきがちなので、もうちょっと粘り強さを身につけていかないといけないなぁと思わせてくれる1冊でした

YOUR TIME(ユアタイム)

YOUR TIME(ユアタイム)は、時間の使い方の本です。

科学的な観点から、自分の時間タイプと解決策を教えてくれる本でした。

わたしのタイプは「こんなことやって意味あるのかな?」と不安になり、やったらやったで頑張りすぎて燃え尽きちゃう感じでした。

本書は解決方法も提示してくれてます。

  • 遊びの予定を決めておくプレコミットメント
  • 優先順位をきめるSSCエクササイズ

頑張りすぎて余裕なくなり床で寝る、みたいな過ごし方がだいぶ緩和されました。

他にも多くのテクニックが紹介されているので、ちょこちょこ取り入れていきたい所存です。

 

あと、アプリの使い方の本ですが「はじめてのNOTION」を読みました。

今までのタスク管理をNOTIONってアプリでお試し中です。

NOTIONは、いろんなアプリの良いとこどりした自由度が高いアプリです。

自由度が高いだけ使いこなすのが難しいのですが、少しずつ慣れていこうと思います。

LISTEN(リッスン)

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LISTEN(リッスン)は、話を聞く方法がまとめられた1冊です。

傾聴が大事だよねって言われるけど、自分がちゃんと聞けているか確認できます。

  • 聞かれてないのにアドバイスしてない?
  • 相手が話してる時に自分が話す内容考えてない?

みたいな項目は自分がやりがちだったので反省したポイントです。

相手の話に興味を持って誠実に聞く方法がたくさん書かれてます。

本屋で手にとって見るとめっちゃ分厚くてビックリしますが、読みやすくてスーッと読めました。

 

他にもコミュニケーションだと「人間関係の授業」や「ゴットマン式コミュニケーション術」を読みました。

個人的に「15%自分の快適ゾーンから出て話をするといいよ。」ってポイントが参考になりました。

個人的な話を積極的に話さない傾向があるので、これからはもうちょっと個人的な話も織り交ぜて話をしていこうと思います。

なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない

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「なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない」は、臨床心理士の東畑開人先生が書かれた、読むセラピー本です。

人生を船旅にたとえて、複雑な心の対処法を教えてくれる1冊です。

ミキさんとタツヤさんの人間関係がリアルで、ハラハラ心配しながら読んでました。

複雑な問題でわーってなりがちな方が読むと、気持ちが落ち着くかと思いました。

小説

小説をまとめてみます。

年末や療養中のおともになれば幸いです!

おいしいごはんが食べられますように

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おいしいごはんが食べられますようには、芥川賞(2022)を受賞した小説です

タイトルからして「なんか幸せでフワフワした話なのかなぁ?」って思って読んだんですけど、社会の同調圧力とか模範的な正解を求められるリアルな空気感にゾクっとしました。

周りに合わせて疲れた経験が1度でもあれば「あーわかるなぁ・・・」っと共感できるかと思います。

かがみの古城

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かがみの古城は、2018年に本屋大賞になり、さいきんは映画化で注目された小説です。

不登校になった男女6名が、鏡の国で願いを叶える鍵を探すストーリーです。

6名が集められた理由や、本の表紙の狼少女の秘密など、物語終盤で謎があばかれていく瞬間がとにかく楽しかった!

不登校の主人公と、同じような悩みを持つ仲間たちが抱える感情の繊細な表現にグッときます。

わたしも主人公とおなじく内気な性格なので、心の中で応援しながら読んでました。

辻村先生の作品では「スロウハイツの神様」もワクワクできてオススメです。

そして、バトンは渡された

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そして、バトンは渡された」は2019年本屋大賞になった小説です。

両親が4回かわる女性の人生を描いた作品で、親と子の関係について考えさせられる1冊。

親になると人生が良い方向に変わるっていう表現があって「子供のためなら親は頑張れるってこういうことなのかな?」って思いました。

子育てをしている方々は未来へバトンを繋いでいてスゴいなぁと思います。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。は、このライトノベルがすごい!で3年連続1位で殿堂入りしたライトノベルです。

学園ラブコメディものですが、言葉の言い回しが楽しいです。

【実際の言い回し】

「殺すとか軽々しく言うんじゃねぇよ。ぶっ殺すぞ」→「──あ…、ご、ごめん。そういうつもりじゃ……えっ!? 今言ったよ!超言ってたよ!」

「お前、どう育ったらそんだけおめでたい思考になるの?毎日が誕生日だったの?それとも恋人がサンタクロースだったの?」

「人生は苦いから、コーヒーくらいは甘くていい……」と、MAXコーヒーのキャッチコピーに採用されてもおかしくない独り言を呟いた後、甘々にしたそいつを飲み干す。

参照:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(1)

めっちゃ読みやすくて面白いよ!って弟に紹介されて見事ハマりました。

いま3巻を読んでいます。

ボッコちゃん

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ボッコちゃんは有名なSF作家、星新一先生の作品です。

とにかく設定からオチまで「あっ、なるほどー!」と言いたくなる短編集で楽しいです

個人的に好きなのは「肩の上の秘書」

肩の乗せたインコが自分の代わりに会話してくれるよって話です。

物語では、商品を売りたいセールスマンと、それを断りたい主婦の会話が面白く描かれてます。

内気な人見知りなので「あいさつして」って伝えたら

「こんにちは!わたしはなりと申します!今日ははるばる遠いところから〜」

とか悠長に話してくれそうだなぁと思って読んでました。

 

他にも小説は「サラバ!」「夏物語」」が面白かったです。

エンタメ

漫画とか映画です。

ちはやふる

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競技カルタのマンガです。

カルタの激アツなバトルが面白くて、49巻あっという間です。

カルタだけじゃなくて、恋愛や人生の迷いなども楽しめる満足度高いマンガでした。

映画大好きポンポさん

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映画大好きポンポさんは、ピクセブ→コミック化→映画になった作品です。

映画を作るすばらしさを物語がつい体感できて楽しかったです。

ピクシブでちょこっと読めます

個人的にはマンガより映画がめちゃくちゃ満足度高かったです。

本がポンっと出てきたり、時間が過ぎる描写、土下座から始まるカットとか、見ていてワクワクしました。

主人公が一人黙々と編集作業してて「なにかを得るには何かを犠牲にしないといけない」と言ってて「たしかに!」と、うなづきながら見てました。

眠れぬ夜はケーキを焼いて

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眠れぬ夜はケーキを焼いては、第8回料理レシピ本大賞【コミック賞】受賞作のコミックエッセイです。

紹介されてるレシピがどれもカンタンかつ美味しくて、母や妹にも評判でした。

さいきんおいしかったのは、サブレをつかったチーズケーキです。

オーブン不使用でバターつかってないからカロリーも低いありがたいケーキ。

ピクシブコミックで作り方が読めます。

真夜中にチーズケーキを作る話

不安な気持ちをやさしく表現してて、心もお腹も満たされるマンガでした。

 

他のマンガだと「おやすみカラス(7)」「異国日記(9)」「Shrink~精神科医ヨワイ」あたりが面白かったです。






    オマケ:琥珀糖をつくったよ

    レシピの本もアレコレ読んでいました。

    さいきん作って面白かったのは、琥珀糖です。

     

    琥珀糖とは、宝石みたいなキラキラした見た目のお菓子です。

    実際に作ったばかりの琥珀糖は、こんな感じ!

    砂糖とゼラチンをつかって宝石みたいなお菓子が作れます。

    大量の砂糖を入れて固めるので、健康には良くないんですけど

    甥っ子が見てみたいってご所望されたので、作ってみたら楽しかったです。

    作り方も簡単で、材料入れて火にかけたら冷蔵庫で固めるだけ!

    切った直度はこんな感じです

    そして、これを何日か放置しておくと、宝石みたいにキラキラします

    味は「砂糖!」って感じですが、キラキラして特別感があるので、お子さんには喜ばれるかもです。

    レシピにもよりますが、とにかく砂糖の量がエグいので、挑戦するときはお気をつけて!笑